JEL ウェーハサーチの校正および主な異常分析

Jun 05, 2026


ウェーハサーチ(マッピング)は、ウェーハ搬送システムにおいてウェーハの位置、数量、および異常状態を確認するための重要な機能です。適切なティーチング(校正)とパラメータ設定は、マッピングの正確性と装置の安定性に直接影響を与えます。
 

なぜティーチング(校正)が必要なのか?

ティーチングの目的は、センサーとカセットの基準位置を設定し、システムが各スロットのウェーハ状態を正確に判定できるようにすることです。ティーチングが不適切であると、検出漏れや誤判定を引き起こし、さらにはクロススロット(斜め差し)やダブルウェーハ(二枚重ね)などの異常アラームを発生させる原因となります。  
 

主なマッピング誤判定の原因

センサーの取り付けおよび光学的な問題
  • 光軸がカセットや周辺部品によって遮られている
  • センサーの角度が傾いており、反射信号が不足している
  • カセットのフレームやその他のウェーハ以外の物体を誤検出している
不適切なパラメータ設定
  • マッピング速度が速すぎて、ウェーハ厚さの判定に誤差が生じる
  • ゲート幅(WWG)の設定が大きすぎて、上下のスロットの判定領域が重複する
  • 開始位置の設定が誤っており、マッピングエラーまたはE08異常が発生する
装置および環境要因
  • センサーのディレイタイム(遅延時間)が不足している
  • 信号線の緩み、または接触不良
  • ウェーハの厚さやカセットの仕様が変更された後、再ティーチングが行われていない   
 

ティーチング(校正)時のポイント

  1. センサーの取り付け位置、光軸、および反射角度が適正であることを確認する。
  2. ウェーハの厚さやカセットの仕様を変更する際は、関連するマッピングパラメータも同時に更新する。
  3. ティーチング完了後は、再起動時の設定消失を防ぐため、必ずデータをコントローラに書き込む。
  4. センサー、ケーブル、および機構の状態を定期的に確認し、最適な検出精度を維持する。  
 

技術的な提案

実務経験から、マッピング異常の90%以上は「センサー状態」、「パラメータ設定」、「機構位置」の確認によって迅速に解決できることが示されています。
適切なティーチング手順と定期的なメンテナンス体制を確立することで、装置の稼働率とウェーハ搬送の信頼性を効果的に向上させることができます。
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